今年も初日に確定申告を終えました。
65万円の青色申告特別控除を受けるために、e-Taxで申告していますが、電子帳簿保存法の改正のゴタゴタを見ていると、いずれ、電子帳簿保存も必要条件になりそうですね。
そうなる前に、今年度から、切り替えを始めようとしましたが・・・
会計ソフトの年度更新の前に、年度をまたいだ仕訳をたくさん入れてしまっていたために、電子帳簿に対応できませんでした。
よくよく考えたら、削除や変更の履歴を残さないといけないのに、その前に伝票入力していたら、ダメですね。
帳簿の電子データ保存は、電子帳簿保存法の容認規定なので、焦ることはないですが。
https://www.yayoi-kk.co.jp/lawinfo/denshichobo/about.html
なので、今年できることは、証憑の電子保管です。
その内、紙で発行された物をスキャナで撮って電子データ保存することは、容認規定ですので、後回しに。
Eメールやパソコン画面で発行された物を電子データ保存することは、義務規定となり、これが最優先課題です。
当初は、検索できるようにしないといけないなど、条件がかなり厳しくて、自分でやろうとしてギブアップしました。
よほど揉めたみえて、突然、規定がかなり緩和されました。
でも、2024年には、すべての事業者に対して、Eメールやパソコン画面で発行された物を電子データ保存することが義務化されます。
https://www.yayoi-kk.co.jp/lawinfo/denshichobo/point.html
今の規定であれば、ダウンロードしたファイル名に、取引年月日、取引金額、取引先を入れとけば良いのかなという感じです。
ただし、訂正・削除防止に関する事務処理規程を定めて、記録を残さないといけませんが。
でも、規定がコロコロ変わって、イマイチ信用できないので、月500ファイルまで無料で保存できる「バクラク電子帳簿保存」を使うことにしました。
https://bakuraku.jp/denshichobo
これはこれで、いつまで無料で使えるかという問題はありますが、当初の厳しい規定に対応しているシステムなので安心感があります。
電子データは、7年間保存しないといけないので、ハードディスクの破損などを考えると、会計ソフトも含めて、クラウド化しないといけないかもしれません。
freee会計は、帳簿も証憑も電子保存に対応しているようです。
https://www.freee.co.jp/
でも、それなりに費用がかかるので、うちは、パソコンのハードディスクをGoodSyncというソフトを使って、NAS(ネットワークHDD)にバックアップしています。