柔道整復師が経営する整体院がかなり増えてきました。
ここ数年、豊川でも、「国家資格保有者による整体院」というフレーズで、次々と整体院が開業しています。
少し前まで接骨院だったのが、整体院になっているケースも多く目にします。
柔道整復師が行う施術で、保険が使えるのは、
以前は、
「急性または亜急性の外傷性の骨折・脱臼・打撲および捻挫」
でしたが、
2018年から、
「外傷性が明らかな骨折・脱臼・打撲および捻挫」
に変わりました。
亜急性の外傷というのが、使いすぎによる負傷として、腰痛や肩こりまでに拡大解釈する元になっているということで削除されています。
その結果、整体院に転換する接骨院・整骨院が急増しました。
柔道整復師が学校では、腰痛や肩こりといった慢性的な問題を解消する技術は学びません。
だから、整体を学んで、腰痛や肩こりに対応しています。
解剖学・生理学といった専門知識はあるものの、技術的には整体師と変わりはありません。
自分の場合は、開業1年半で、整体の限界を知ってしまったので、整体師から気功師へ、さらにセラピスト(ヒーラー寄りのセラピスト?)へと変遷しています。
整体は整体で必要不可欠な技術ですが、今後、整体からエネルギーセラピーへシフトする方が増えてくるのかな?