ブログを見た方からの葉書を見返していて、「治療道」と書かれていた葉書を見つけました。
初めてこの世界に入って修行した場所がまさにそんな感じでした。
その後、すぐに師匠が変わりましたが、その師匠も、他力と言いながらも・・・なおしてやる感満載でした。
この業界では施術する人のことを「治療家」と呼ぶことが多いです。
人により、そのイメージは異なりますが、自分の治療家の定義は、
「カラダのシステムに積極的に介入して、自分が正しいとする基準に合わせる人」
です。
こういう方々は、結果にこだわりますので、ホームページを見れば、すぐにわかります。
整体前後の写真やツーショット写真が、どうだと言わんばかりにずらりと並んでいます。
整体後、状態を訊かれますが、それで良くなっていなければ、良くなるまで、手技を掛けてきます。
それで良くなればいいのですが、やり過ぎで悪くなっても続けようとしてくるので、思わず、
「楽になりました」
と言って終わらせたことがあります。
それからは、そういう整体院に行くのは、博打みたいなものなので、何年も前から行かなくなりました。
システムに介入することによる様々な問題や、そもそも整体師が正しいと思っている基準が、その人に正しいとは限りません。
自分の場合、何年も前から、
「極力、システムには介入しないで、カラダにお任せする」
ので、自分のことは、セラピストあるいは施術者と言っています。
なので、自分とは違う人種だと思っています。
それはどちらかが良くてどちらかが悪いというわけではなくて、住む世界が違うという感じです。
どちらも、それで楽になる人がいるから、存在し続けられる訳なので。
ホームページを見て整体を受けた方から、「これはボディートークですか？」と言われて、ホームページの内容が全然伝わっていないなと痛感しましたが、ブログも全然伝わっていなかったですね(￣0￣)
どんなに細かく書いても、読む人のフィルターを通ってしまうので、伝わりません。
治療家の人が読めば「治療道」に見えるのかもしれません・・・ただ、こだわり持ってやっていることは伝わっているのかな(笑)
